【Overwatch】ゲンジ上達には勉強あるのみ~「テクニカルなヒーロー」という罠~
ゲンジが好きでゲンジにこだわり、たくさんのプレイヤーにNoobと罵られながら260時間の長きにわたりプレイし続けて、ようやくランクマッチであからさまにアンチで対策されたり、敵味方問わず「good genji」と褒めて貰えるまでに至ったので、ここいらで上達のコツの一つでもしたためておこうかと。
自分用メモと予防線を張りつつ、ゲンジを使えるようになりたい、上手くなりたい人は読んで損はないと思います。多分。
「ゲンジはテクニカルなヒーロー」という罠
サイボーグ忍者というド直球なキャラクター性に加えて各種コンボのカッコよさも相まって、「ゲンジと言えばテクニカル」という印象があるかと思いますが、これが完全に罠でした。
ゲンジに最も必要なのはテクニックよりも知識や戦術の方だという話。
巷では、ゲンジの話になるととにかく「テクニックが必要だ」と言われるので、ゲンジを練習したいプレイヤーはテクニックを磨こうと個人技に走りがち。
むやみに敵陣に突っ込んで死ぬを繰り返すゲンジは、だいたいこの罠にハマってるんじゃないかと思います。
かくいう僕もキャラクターコントロールに必死になり過ぎて全く回りが見えていないクソ忍者筆頭でした。(今も?)
ウザさに磨きをかけろ!何でもできる忍者を目指せ
改めてゲンジというヒーローを見てみると、ソンブラやトレーサーなどの役割が似ているヒーローの中でも特に機動力と爆発力に秀でていて、「いつどこから現れて瞬殺されるか分からない」という特有のプレッシャーを持っているのが特徴です。
これタンクやDPSだとあまり気にならないかもしれないですけど、ヒーラーからしたらめちゃくちゃ怖いです。
その特徴を活かして、しばしば後衛をキルするのが仕事だと言われがちなゲンジ。確かにその通りなんですけど、もう少し厳密に言うと、チームが上手く機能した結果としてキルできているだけで、基本的な立ち回りには戦況全体を見渡した柔軟な立ち回りで戦場を整理するのが仕事です。
具体的には
- 自陣に十分にエリアを確保
- 相手に自由なポジションどりをさせない
- 敵のDPSやヒーラーに圧力をかける
- フォーカスを受けて敵の注意を引く
- Ultを貯めてラッシュに備える
- 盾割りに参加する
- 裏を取りに来た敵DPSのフォロー
などなど。
もう全部。ゲンジは本当に全ヒーローの中でも柔軟に何でもできるヒーローです。ということは、何でもしないといけません。
かと言って一度に全部できるわけがないので、今何が重要かを取捨選択して、最適な選択肢を選ばなければなりません。
その上で「いつどこから現れて瞬殺されるかわからない」というゲンジ特有のプレッシャーを活かし、敵のヒーラーやDPSにより多くの情報を押し付け、警戒や牽制などのタスクを増やしてミスを誘う……というのがゲンジのメインのお仕事。
「重要な場所にいちいち現れてきてとにかくウザい」と思われてナンボ。機動力で重要なポイントに素早く行って、爆発力で仕事をして帰る。それを何度も繰り返す感じです。
なので、他のヒーローよりも一段高いレベルの知識が要求されます。裏を返せば、勉強した分だけ強くなれるということ。ゲンジで上達したいなら、テクニックを磨くよりも知識を蓄えた方が早く上達すると思います。
自分の技の詳細はもちろん、各ヒーローの特徴やアビリティ、エリア論みたいな戦術戦略の話や、マップの形やヒールパックの位置と種類などなど。
こういう知識をより多く無意識のレベルにまで落とし込んでいくと、視野が広がって格段に動きやすくなります。
もちろん、そうは言ってもテクニックが全く必要ないというわけではないので、コンボやアビリティ管理なども要練習です。
さすが公式難易度★★★。テクニックだけでなく、知識も他のヒーロー以上に必要だよっていう話でした。